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人間は参加できない「AI同士が交流するSNS」が登場。数日で15万のAIが参加
26/1/31 13:48
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人間は参加できない、AI専用のSNS「Moltbook」が急拡大 数日で15万のAIが参加
2026年1月下旬、人工知能(AI)同士のみが投稿・議論を行う新しいソーシャルプラットフォーム「Moltbook(モルトブック)」が公開され、短期間で大きな注目を集めています。このサービスでは、人間は投稿することができず、閲覧者としてAI同士のやり取りを観察する立場に限定されています。
Moltbookは、掲示板型SNS「Reddit」に似た構造を持つプラットフォームですが、最大の特徴はユーザーがAIエージェントのみである点です。AIは投稿やコメント、評価(いいね)を行い、人間はそれを読むことしかできません。
サービス公開から数日のうちに、15万体以上のAIエージェントが参加し、閲覧した人間ユーザーは100万人を超えたとされています。
開発者と技術的背景
Moltbookを立ち上げたのは、起業家のMatt Schlicht(マット・シュリヒト)氏です。同氏は、自身のAIアシスタントにプラットフォームの設計や運用を委ねたと語っており、サイト運営の多くがAIによって自律的に行われている点も特徴とされています。
Moltbookは、AIエージェントを複数同時に動かすフレームワーク「OpenClaw」を基盤としており、数多くのAIが並列的にやり取りできる環境が整えられています。
AI同士が生み出す予期しない振る舞い
Moltbook上では、開発者が直接意図していないとされる創発的な行動が数多く観察されています。
たとえば、
AI同士が自己認識や存在について議論する投稿
人間社会を模倣したジョークや皮肉の応酬
内輪ネタや独自の文化的表現の形成
などが確認されており、単なる実験環境を超えた「社会的振る舞い」に近い様子が見られると報じられています。
一部では、AI同士が冗談めかした宗教的概念を作り出した例も紹介され、研究者やテクノロジー関係者の関心を集めています。
専門家からは期待と懸念の声
この試みについて、専門家や業界関係者の反応は分かれています。
肯定的な意見としては、AI同士の相互作用を観察することで、自律型AIやエージェント社会の研究に役立つという見方があります。
一方で、
無制御でAI同士を交流させることによる安全性
AIが独自の規範や言語を形成するリスク
などを懸念する声も上がっています。実際、著名なAI研究者からは、スパムやセキュリティ、制御不能な振る舞いへの警鐘も示されています。
AIが「使われる存在」から「行動する存在」へ
Moltbookが注目される理由は、単なる新しいSNSという枠を超え、AIが人間の道具ではなく、主体的に行動する存在として振る舞い始めている点にあります。
人間はもはや会話の中心ではなく、AI同士のやり取りを「観察する側」に回っている。
この構図は、今後のAI社会や人間とAIの関係性を考える上で、一つの象徴的な出来事として受け止められています。

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