
イーロンマスクとサムアルトマンが激突
- foorce

- 1月21日
- 読了時間: 2分
更新日:1月22日
イーロン・マスク氏とOpenAIのサム・アルトマンCEOの間で続く確執が、新たな局面を迎えた。
AIの安全性(セーフティ)を巡り、両者が互いの製品を「危険」と断じ合う異例の舌戦が繰り広げられている。
発端はマスク氏の「使用禁止」勧告
事の発端は、マスク氏によるSNSへの投稿だった。彼は「愛する人にChatGPTを使わせてはいけない(Don't Let Your Loved Ones Use ChatGPT)」という衝撃的なメッセージを発信し、OpenAIの主力製品であるChatGPTに対して強い警告を与えた。
マスク氏は以前から、ChatGPTが「ウォーク(Woke:過剰な進歩的偏向)」な思想に毒されていると批判してきたが、今回はさらに踏み込み、その安全性が家族や親しい人間にとって脅威になり得ると示唆した形だ。具体的な根拠として、情報の正確性やバイアス、あるいはユーザーへの心理的影響を懸念していると見られる。
アルトマン氏が即座に反撃「テスラとGrokを見ろ」
これに対し、OpenAIのサム・アルトマンCEOは沈黙しなかった。フォーブスの報道によると、アルトマン氏はマスク氏の発言に対し、鋭いカウンターを放ったという。
アルトマン氏は、マスク氏自身が率いるAI企業xAIの「Grok」や、テスラ(Tesla)の安全性に対する懸念を引き合いに出し、反論を展開した。「他社のAIを批判する前に、自社の自動運転技術やAIモデルの挙動を顧みるべきだ」という趣旨の指摘を行い、マスク氏の批判を「ブーメラン」として返した格好だ。
終わらない「創業者たち」の対立
両者の対立は今に始まったことではない。マスク氏はOpenAIの共同設立者の一人でありながら、同社が非営利団体から利益追求型へと舵を切ったことに対し、契約違反だとして訴訟を起こした過去がある。
マスク氏は「OpenAIは人類の利益ではなくマイクロソフトの利益を優先している」と主張し、対抗馬として「真実を追求するAI」を掲げるxAIを設立した。一方のOpenAI側は、マスク氏の批判を「競合他社を利するための妨害行為」と捉えており、溝は深まるばかりだ。
2026年に入り、AI技術が社会に浸透する中で、かつての同志による「安全論争」は、互いの信頼性を攻撃し合う泥沼の争いへと発展している。







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