FOORCE
ホーム最新ニュースサービスFOORCEについて
気候テック企業、IPOラッシュの予感
ニュース26/04/26

気候テック企業、IPOラッシュの予感

原子力スタートアップのX-energyが株式市場への上場(IPO)を果たし、地熱エネルギーのスタートアップ企業Fervoも上場を目前に控えています。これは、気候変動対策テクノロジー(気候テック)への投資家たちが長年待ち望んできた「波」の始まりかもしれません。

IPOとは「新規株式公開」のこと。企業が初めて株式市場に上場し、一般の投資家からも資金を集められるようになる大きな節目です。スタートアップ企業にとっては、事業の成長を世の中に認められた証とも言えます。

気候テック分野は、太陽光・風力・原子力・地熱など、地球温暖化対策に関わるエネルギー技術全般を指します。2020年代初頭には多くの気候テック企業が特別目的買収会社(SPAC)を通じて上場しましたが、その後の株価低迷で市場の信頼が大きく揺らいでいました。

そんな逆風の中、X-energyは小型モジュール炉(SMR)と呼ばれる次世代原子炉技術で注目を集め、上場に成功。Fervoは地熱エネルギーを効率よく取り出す革新的な掘削技術を武器に、上場の準備を進めています。どちらも「クリーンで安定したエネルギー供給」という社会的ニーズに応える企業です。

専門家の間では、金利の落ち着きやAIデータセンター向けの電力需要急増が、気候テック企業への追い風になっているとの見方もあります。AI技術の普及が皮肉にも、クリーンエネルギー投資を後押しする形になっているのです。

気候テックのIPO市場が本格的に動き出すのか、今後の動向から目が離せません。

出典: TechCrunch

この記事をシェアする
関連記事
編集部ピックアップ
気候テック企業、IPOラッシュの予感 — FOORCE | FOORCE